法律事務所の本棚
「世界は知財でできている」
(稲穂健市 講談社現代新書)
「世界は知財でできている」(稲穂健市 講談社現代新書)」
https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000418104

東北大学研究推進・支援機構リサーチ・マネジメントセンター特任教授で、弁理士でもある筆者が、知財を巡る諸事件を紹介しながら、「知財」を巡る現状と今後の方向性に関する最新知識を学ぶことのできる名著です。

著者は、知財を楽しくわかりやすく伝える知財啓発の第一人者と言われていて、他に、『楽しく学べる「知財」入門』(講談社現代新書)、『こうして知財は炎上する』(NHK出版新書)、『ロボジョ!』(楽工社)なども執筆されています。

本書で引用されている事例の一部を、以下に紹介しますが、現実社会の中で、「知財」がいかに重要で、また、具体的にどのように問題化しているのかを、楽しく知ることができます。

  1. オープンAIのサム・アルトマンCEOが、自身のSNSのプロフィール画像で「ジブリ風」の似顔絵を作成、公開したが、これは問題なのか。
  2. 「鬼滅の刃」の着物の柄の模倣は許されるのか。ルイヴィトンの「ダミエ」や、伊勢丹のショッピングバッグの「伊勢丹チェック」は、どうか
  3. 「ゆっくり茶番劇」、「のまネコ」、「アマビエ」の商標登録は、何が問題であったのか。そして、炎上騒ぎとなるのは、どのような場合か
  4. 「マツモトキヨシ」など、人名の商標登録はどこまで許されるのか。
  5. 「セクシー田中さん」問題と著作者人格権
  6. キッコーマンの「しぼりたて生しょうゆ」やコクヨ「カドケシ」の、「知財ミックス」戦略(特許+意匠+商標による複合的保護)とは
  7. 新型コロナウィルスのワクチンと「特許の藪」とは
  8. 研究者やスタートアップが「知財」で戦う方法。がん免疫治療薬「オプシーボ」や、ユニクロの「セルフレジ」を巡る事例をもとに学ぶ
  9. 「シャインマスカット」や「あまおう」の海外流出を防ぐために、どのような戦略をとり得るのか
  10. 日本製鉄が、トヨタ自動車や三井物産を訴えたのはなぜ。海外企業との関係とは

本書を読む上で、特に専門的な知識は不要であると思われます。
ビジネスマンや、学生さんが、経済社会や研究生活において、「知財」にまつわる役に立つ知識を得るのにうってつけの本です。

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02
日程の調整と
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ご相談(初回面談)
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ご相談の内容を踏まえて、今後の具体的な対応方針と、弁護士費用の目安をご説明いたします。ご不明な点はご遠慮なくお尋ねください。
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